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◆ ◆ ◆ 夏だから?(廿日市にて)◆ ◆ ◆ 2008/07/12 (Sat) 6:56 広島県廿日市市の宿舎。小高い丘に立つ建物の4階にあるこの部屋の広いバルコニーからは、波静かな瀬戸内海、そして宮島厳島神社の鳥居を一望することができる。 今回はお由美丼の愛車ハリアー(ハイブリッド)に音響機材を強引に詰め込み、テルとお由美丼と3人でのツアー。 フロントシートで二人が交わす会話を子守歌に、リアシートでケーブル類や荷物に囲まれて微睡み(まどろみ)ながらの心地良いドライブは、3時間余りでここ廿日市に到着。 そして、招致してくださったNPO法人の皆さんと、宮島口にある「田の久(たのきゅう)」という店で、うどんや蕎麦の入った広島風お好み焼きをたらふくご馳走になりながら、楽しい懇親の時を過ごさせてもらった。 ところで、冒頭に書いた海に面した丘に立つ宿舎だけど、僕たち3人が使わせてもらってるスペースは、4人掛けのテーブルを中心にしたリビングダイニングの回りに、洋室が2室と和室が3室在るという広いとりきりの空間。 しかもマッサージチェアーまで完備されていて、なんだか社保庁の職員にでもなった気分??! いやいや、実は今回は予算の都合等で、できるだけ安い宿舎を紹介していただくということで、押さえてくださったのがここ「高齢者ケアセンター」のゲストルームだったというわけ。 昨日初めて玄関を入ったときは、雰囲気も臭いも病院そのもので正直少し面くらったけど、ストレッチャーも乗れる大きなエレベーターで4階に上がりこのゲストルームに入ると、その広々とした空間と窓からの眺望に大満足の3人!! 懇親会の余韻を楽しみながら、お由美丼は洋室で、僕とテルは和室に布団を並べて早々に床についた。 確か3時過ぎだったろうか。 早寝の影響かふと目が覚めた。 隣ではテルが静かな寝息を立てている。 布団を掛けずに寝ていた僕には冷房が少し冷たすぎて、手を伸ばして薄い掛け布団を引き寄せ潜り込んだ。 「そういえば、1階は完全に病院の雰囲気だったなあ!!」 心の中でつぶやくと、ふと去年の今頃親父が入院していた病院でのことが次々と脳裏に浮かんだ。 「そういえば、もうすぐ親父の一周忌だなあ!!」 枕元に置いてあったペットボトルの水を飲もうと体を起こすと、冷気に鳥肌が立った。 水を飲み干しトイレに行こうと和室の外へ。 リビングダイニングの周囲をL字型に囲む和室の襖は開いていて、やたら広い空間に感じる。 ホテルの狭いシングルルームに慣れている僕には、広すぎて方向認識が鈍る。 それでもなんとかトイレを見つけて用を足し、リビングに戻ると、やはり空気が冷えていて再び鳥肌が立った。 「ここはデイサービスなんかもやってるみたいだけど入院設備とかも在るのかなあ。 まさか霊安室とかは〜……」 何気なくそんなことを考えながら、寝ていた部屋の入り口を探していると「こら…どこへ行きゆう……」!! 陰に籠もってものすごく、身の毛もよだつような世にも恐ろしい低い声が間近で聞こえ、とっさのことに思わず叫んでしまった!! なんと、その声の主は、たまたまトイレに起きて、ウロウロしている僕の姿を見つけたお由美丼だった!! しばらく体の震えが止まらなかった。 ほんとに死ぬかと思うほど恐ろしい体験だった( ・o・) さて、今日は午後からここ廿日市でのコンサート♪ これをネタにしない手はないんだけどな〜o(;-_-メ;)o -- 一言感想(200文字以内) -- 【平昭治】 今日のコンサートは新たな勇気を戴いた。外気の暑さを佳さんの熱き心が吹き飛ばしてくれた。今日一日は爽やかだった。そうだ宮島千畳閣でのコンサートがいいかも 2008/07/12 (Sat) 20:28
【Ree】 一度行ってみたい…と言っていた亡き父の思いと一緒に、数年前、宮島を訪れた日々のことを思い出しながら読ませて頂きました。朱い鳥居と青い海をバックに、厳島神社の舞台で歌う佳さんって素敵だろうなぁ…と思った暑い夏でした。 2008/07/12 (Sat) 8:05
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