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◆ ◆ ◆ 宴たけなわではございますが……◆ ◆ ◆

2011/10/17 (Mon) 6:31

10月15日(土)。
毎年秋の恒例行事になっていたイベントが一区切りを迎えた。

初開催から早11年。
途中僕の闘病で1年空いたものの、回を重ねること10回。
本来ライブ会場でも何でもない広場の草刈りなどの整備から周辺住民への挨拶回り、そして毎年大好評を博した心尽くしの料理の準備等等、毎回大変な力添えをしてくれた地元実行委員会の皆さんと、四国内外から集まってくださった延べ4,000人のお客様のお陰で、ここまで続けてこられた。

イベントのタイトルは「ちっくと酔っとうせ ほろ酔い野外ライブ」。
文字通り、出演者も観客も、そして主催者までもが(笑)ほろ酔い(いや大酔い?)で楽しんだライブ。

ただ決して大人達が泥酔して馬鹿騒ぎをする感じではなく、大人から幼い子供までが世代を超えて尊重し合いながら飲食をし、ステージで演奏される音楽に耳を傾けたり踊ったり……。
核家族化が進んだ今となっては懐かしい、言わば多世代家族が集まったような温かく楽しい空間だった。

そして初参加の人や身体の不自由な人などには、みんな率先して声をかけ巻き込み、気がつけば、毎年四国内外から数百人の人を迎えるイベントになっていた。

「ファイナル」と銘打たれた今年は折からの雨模様。
そんな中、オープニングを飾ってくれたのは「ひまわり幼稚園」の愛らしいよさこい演舞。

続いて高知県東部の安田町から「豆電球」、西部の黒潮町から「田んぼ」というベテラングループの演奏に酔いしれた。

そして今年のよさこい本祭の受賞チームである万々商店街「万々歳」の演舞で会場も大盛り上がり。

その後堀内佳のライブまでは強い雨もなく、なんとか「雨男」の汚名返上(だよね)。

ところが、取りを務める陣羽織が演奏を始めて間もなく、大粒の雨が音をたてて降り始め、ステージが進むに連れ雨脚はますます強くなっていった。
そのうちステージの上に張られたテントからも水があふれ、ステージ上にも水が貯まるほどだった。
それでも大勢の人がその場に残り、まるでファイナルを惜しむかのように大きな拍手と声援を送ってくれた。

最後は正にずぶ濡れになりながら、それでも陣羽織の演奏に大盛り上がりで熱狂乱舞してくれた、よさこいチーム「万々歳」のメンバー達。
終演後「孫誕生」の吉報メールを受け取り、「嫁は下から破水したらしいけど私はこの通り頭から破水したわ!」と嬉しそうに笑っていたメンバーもいたらしい。

このイベントを続けてきたことで、有形無形の多くの宝物が生まれてきた。
そして、あの場所で、あのメンバーと共に、あのタイトルで楽しい時間を過ごせたこと……、そのことそのものが僕にとって最高の宝物。
また何かの形で、野市のメンバーと共に楽しいことをしたいと今は心から願う。

実行委員の皆さん、これまでイベントに足を運んでくれた皆さん、そして直接は来られないものの、応援してくださった多くの皆さんに心から感謝申し上げます。
長い間本当にありがとうございました。

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