RSS
☆今日のつぶやき☆

♪過去の日記もじっくり読んでね♪
[all]の右側の ▼ をクリックして読みたい月を選び[view]をクリックしてください。


◆ ◆ ◆ あそび山? 声帯炎??◆ ◆ ◆

2010/04/14 (Wed) 6:12

昨日の生放送は、高知市福井町、鴻の森(こうのもり)みかん園の入り口に在る「あそび山」からでした。
「あそび山」は、古谷滋子さんという行政職を退職された女性が「できるだけ制約や規制のない形で子供が遊べる場所を作りたい」という強い思いを具現化するために、ご主人を始め何人かの賛同者の協力を得て一から手作りした場所。
滑り芝(長さ10メートル程の相当な急斜面)・泥遊びのできる土山・ただの大きな穴ぼこ・どうにでも積み重ねて遊べる四角い木のブロック・丈夫な木の枝に掛けられたロープやタイヤをぶら下げたブランコ・家の基礎のように組んだ丸太の上にトランポリンのように上部なネットを張ったもの・丸太小屋等々、
一般的な既製の遊具ではなく、子供達が豊で自由な発想を膨らませて遊んでもらいたいというコンセプトの基に考えられた「遊びの材料」が、自然のままの里山に沢山配されています。
元は鬱蒼とした山林竹林だった山の木や竹を1本1本ノコギリで切り、大きな岩を取り除きながら一からほぼ手作業で開墾して今に至ったと明るい笑顔で話してくださった古谷御夫妻。
今では賛同しサポートしてくださる人も少しずつ増え、近くの保育園児から小学生まで、日々多くの子供達が訪れて、きゃーきゃーと元気な声を上げながら遊んでいるとのことでした。
「よちよち歩きの子供がこの滑り芝をどうやって上るかと思うて見よったら、なんと一生懸命ハイハイしながら上がっていくのよ!! もうその可愛いこと可愛いこと!!」・・・・・。
栗の木などの広葉樹の葉擦れの音、その葉っぱ達が風に吹かれてかさかさとこぼれ落ちる可愛らしい音、そして小川のせせらぎと鳥のさえずり・・・・・。
御夫妻の暖かい笑い声の向こうに、子供達の明るく元気な歓声が聞こえてきたような気がしました。

合理的且つ直感的で理解しやすいことを最重点に開発される電子黒板などの教育関連機器、懇切丁寧に笑いの誘導まで説明テロップの入ったテレビの娯楽番組、遊び方や安全上の注意などが完全にマニュアル化された玩具と、その延長線上に有るマニュアル化された大人社会!!
子供達の(いや大人も例外ではない)工夫・想像・発想などの力は明らかに萎え、目を閉じて聴いた話からイメージを創造することさえ苦手な人が増えている今、
子供達にはあくまでも「遊びの材料と場所」だけを提供して、大人は本当に危険な状況にならないようにそっと見守るという「あそび山」のコンセプトが、あらゆるシーンに広がっていけば素晴らしいと心から思いました。

ところで、その後のレギュラー番組(5本)の収録中、どうにもこうにも声が出づらくなったので急遽収録を中断して耳鼻咽喉科を受診したところ、右の声帯が炎症を起こしているということで「声帯炎」という診断を受けました。
「できるだけ声を出してほしくないんだけど〜……けど貴方はプロだからそうはいかんやろうな〜!!」・・・・・。
はい……そうはいかんのです!!
今日は録り残した番組の収録を午前中に済ませて、夜は中国障害者芸術団の皆さんとの共演なんです!!
4種類も出された薬も有り難く頂きつつ(苦笑)、これまで培ってきた危機管理のノウハウを十分に発揮して、「ホットシャワー3(株A & D)」君の力も借りつつ淡々と乗り切って見せまする。
あっそうだ……ここはひとつ千手観音様のご加護をお願いするのが得策かな!!
彼らが踊ってるときに舞台袖でそっと合掌してみよう〔(/-o-)/〕
みんな応援しよってよ(^∧^)

-- 一言感想(200文字以内) --


name :   
res :

【びわこのまるは】 人の話をその人の話す内容を想像しながら、話に入り込む、ということが出来なくなってる子どもが増えているのではないだろうか。想像力こそ、人が大切にしたい力ですね。さて、暑い日、寒い日が交互にやってくるこの異常とも言ってよいような気象状況の中、お体くれぐれもご自愛下さい。
2010/04/24 (Sat) 7:35

【かわうそ大】 どうかご加護がありますように。そう、ねんぴかんのんりき、念彼観音力ですよね。
2010/04/14 (Wed) 19:40



<<1つ前の日記へ   堀内佳トップへ   1つ後の日記へ>>