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◆ ◆ ◆ 「あの時」は帰らない?(笑)◆ ◆ ◆ 2010/05/08 (Sat) 19:34 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。 世の中にある人と栖と、またかくのごとし。(方丈記より) 今日は「高知県立保育専門学校」→「高知県立高知女子大学保育短期大学部」という変遷をたどった学校の同窓会「はなみずき会」主宰の「幼児教育講演会」でのステージだった。 親しみを込めて「保専(ほせん)」「保短(ほたん)」と呼んでいたこの学校からは、僕が学童期を過ごした盲児施設「くすのき寮」に定期的に実習生を迎えていて、盲学校外の人との交流が少なかった僕達にとって、2週間ほど泊まり込みでやってくる19・20歳の女性達は、とても眩しい存在だった。 もちろん寮生は5歳から20歳までの男女40名ほどが居たわけで、中には(特に女子?)実習生の来訪をあまり良く思わない生徒も居ないわけではなかったけど、逆に実習終了後も友達や恋人として付き合うカップルも生まれた。 そんな元実習生に会えるであろうこのステージは、やはり特別に楽しみだったけど、中学だか高校だかで習った古典の「方丈記」は、うろ覚えながら今でも脳裏に有るし、むしろこの歳になってその意味を実感することは多いわけで・・・・・。 「あの頃から佳君はほんまに活発で元気やったもんねー!!」 「そうそう…廊下は全力疾走するし自転車は乗り回すし…目が見えんっていうことを忘れるくらいやったがねー!!」 「それがまー…こんなに立派になって……!!」 「それにしてもあんた…えっらい太ったねー!!」 ・・・・・。 とにかく、「あの時」の人に数十年ぶりに会う時は「あの時」のイメージで会うことだけは止めといた方が良いのは事実らしい(苦笑)。 もう何度も同じ事を経験してるはずなのに、やっぱりまた微かな希望を抱き、そしてまた……(´ヘ`;) 確かに、「世の中の人」もまたかくのごとしである(お互い様??)♪ ……とまー冗談はさておき(笑)、懐かしい方々にもお会いでき、とても熱心に歌を聴いていただけて幸せな一時でした。 呼んでくださった「はなみずき会」の皆さん、本当にありがとうございました。 是非「あの時」の皆さんで飲みにでも行きましょう、もちろん、いろんな経験を積んだ今の魅力全開でね(^_^)V http://twitter.com/horiuchikei" TARGET="_blank">堀内佳 on twitter -- 一言感想(200文字以内) -- |