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◆ ◆ ◆ 血管内カテーテル抜去(No.2)◆ ◆ ◆ 2014/01/24 (Fri) 9:48 「カテーテルが通ってるのは上腕静脈か何かですか?」「挿入してるのは尺側皮静脈ですね」 意外に細い血管を使ってることに驚いた。 「しかしまぁ…何らかの病巣をどうこうするわけでもないし、先生方にとってもあんまりおもしろくないオペですよね(笑)」 「いやいや…ちゃんと抜去できたらやっぱり僕らも嬉しいですからね」 「そっそうですよね…ちゃんと抜去できれば…ですよね(微笑)」 場繋ぎとも何とも言えないそんな会話をしてると、若い女性が近づいてくる気配がした。 「これからこのセンターで勤務するY先生です…彼女に少し説明させてもらっていいですか?」 例によって、自身の治療であっても知的好奇心を満たす材料にしたい僕としては願ってもないことだと思い二つ返事で諒承した。 「ほら…ポートを膜が包んでるでしょう…普通これくらい切開したら出てくるんだけど年月が経ってるのと組織が若いっていうか(ここ大切)…ほらほら…裏側もこんなにがっちり……こ れ を と ら な い とっっっ……大丈夫ですか?」 「はい大丈夫です…他は老化が進んでるのにそこだけ若いんですね(爆笑)」 ポートの裏側を深くメスでえぐる絵を想像した。 その時脈拍を表すアラーム音のリズムが急に早くなったのは笑ったからか、それともまさかの恐怖心か(笑)! (一つ前の日記へ続く) -- 一言感想(200文字以内) -- |