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◆ ◆ ◆ "hungry"◆ ◆ ◆ 2008/04/08 (Tue) 8:54 ライオンズ倶楽部旗争奪グランドソフトボール大会から二日目の朝。試合後半には歩くのもままならないくらいに悪化していた右膝も、体の動きにブレーキをかけるような踏ん張り方をしない限りは大丈夫な状態にまで回復した。 やはりバランス的に下が弱い僕にとって体重オーバーは致命的(若い頃は下は弱い方じゃなかったと思うんだけどな〜(←18禁))♪ 軽いダイエットモードに入っていてよかった♪ そういえば、満腹時より空腹時の方が万事に効率が良いってことを確信したのはつい最近のことだったかもしれない。 特に若い頃は、飲食も人間関係(当然恋愛も含む)においても、とにかく目の前に在るものは全てがっついてむさぼり食ってしまいたいタイプだったから、物心共に"hungry"という状態を経験したことはほとんどなかった。 常に腹は満たされてたし、周囲には優しい人達が沢山居てくれて、何時も包んで護られてきた。 それなのに果てしなく不満で不安で、更に心身を満たすものを追い求めて他人や自身を傷つけたことも少なくなかった。 そして当然ながら、その結果は全て自分の心身に悪影響として跳ね返ってきた。 そんな空しい繰り返しの中で、「欲しいものを直情的に手に入れるより余分なものを手放す方が好結果に繋がる」ってことに気付くきっかけが幾つか有った。 その一つはステージ音響。 例えば、特定の周波数帯(音の高さ)だけを大きくしたり削ったりして最適な音にする"equalizer(イコライザー)"という機械が有る。 昔の僕は家庭用のオーディオで、高音が欲しければ高音を持ち上げ、重低音が欲しければ低音部を思いっきり持ち上げるという風に、つまり欲しい音を加える方向にのみこの機械を使っていた。 だけどそれぞれの楽器が出す音は決まってるワケで、その範囲を超えて特定の音を持ち上げても、楽器の音が歪(いびつ)になったり余計な雑音が加わったりするだけで、原音を忠実に再生することができなくなってしまう。 その点、長年僕のステージ音響を担当してくれた髭じいにしても現在のチーフであるテルにしても、多くの場合機器を通すことによって発生する原音の歪(ゆが)みや会場特有の余計な響きなどを極限まで取り除く方向にイコライザーを使用し、それによって、より原音に近い音が会場の隅々まで伝わるようになる。 そしてもう一つのきっかけがダイエット。 昔の僕は、飲みに出れば居酒屋で満腹になった後ショットばーでカクテルなどを飲み、その後屋台でラーメンを4杯出汁まで完食なんてことも茶飯事だったし、イタメシ屋に行けばパスタを種類を変えて4人前+サラダ+ワイン…なんてことも極当たり前だった。 しかしそんな暴飲暴食をした後は苦しいまでの満腹感が残るだけで、今振り返ってみれば、ただ内臓と財布に負担をかけただけの愚行に過ぎなかったと恥じ入るばかり!! その付けを清算するために取り組んだダイエットも大幅なもの(3ヶ月で15キロ減)が2度。 そしてそれは決して苦しいことではなく、むしろ適度な空腹感の中で適度に体を動かして過ごすことで心身共に軽く清々しく、頭も冴えて前向きなアイディアやパワーが湧いてくることを実感した。 ならばその状態を続ければいいじゃない…って話だけど、元々炭水化物が大好きで、しかも欲望には極めて弱い人間だから、ちょっとしたきっかけで「まいっかこれくらい…!」ってことでなし崩し的に崩れてしまう!! ただ少なくとも、一時的な感情や欲望に流されて発言したり行動したりすることは決して好結果に繋がらないってことを遅まきながら学んでこられたんだから、心身共に適度な"hungry"を維持できるようにしないともったいない。 恵まれすぎてる人生だからこそ、余計なものを削るという修行ができるはずだから。 -- 一言感想(200文字以内) -- 【Ree】 区切りをつけることで、割り切ることができて少しは楽になるのかな・・・随分と悩み考えた結果、「余分なもの」とは思っていなかったけれど、手放した(削った)ものがあります。そうすることで、すぐに感情や欲望のままに発言したり行動したりする私自身へ、自ら予防線を張ったのかもしれません。ただ、未熟者のReeにとっては、なかなかにきつい修行?であります。(^^;) 2008/07/12 (Sat) 2:21
【松ぼっち】 ”空腹を味わう”ことによって、学ぶことがたくさん見えてきました。私も心と身体の贅肉を削いでフットワークも軽く生きたいです♪ 2008/04/10 (Thu) 19:33
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