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◆ ◆ ◆ 大成功大盛況◆ ◆ ◆ 2009/12/24 (Thu) 12:15 年末恒例の一大イベントとして一昨年まで8年間欠かさず続けてきたクリスマスディナーショー。それが昨年は僕の闘病のために中止となり、多くの方々にご迷惑をお掛けした経緯もあり、今年は例年にも増して強い思いを持って望んだ「フレンドリークリスマス」が、去る22日火曜日、満員のお客様の大きな拍手の中で無事終了した。 いや「無事終了」というより「大成功裏に終えた」と胸を張って言える。 そしてその報告の日記を書こうと何度もキーボードに指を置いたものの、これがまた、あまりにも濃密な時間と感情が重すぎる感じで、上手く言葉が出てこない。 とりあえず今回は、明らかに今年のディナーショーの目玉となったギタリストとのご縁を中心に書いてみる。 高知出身東京在住のギタリストで、多くの有名アーティストのツアーに参加(バンドマスターも)したり、様々なアーティストのレコーディングやテレビCM等にスタジオミュージシャンとして参加するなど活躍している種田博之さんとご縁をいただき、上記ディナーショーに是非参加してほしいと思ったのは一昨年の春。 実は彼が中学生の頃、学校でお母様と一緒に堀内佳のコンサートを観て衝撃を受け(←種田くん曰く)、それから親子で追っかけをしてくれていたとのこと。 そして高校卒業後プロのギタリストを目指して上京、長い下積み時代を過ごしたという。 なんと彼は有り難いことに、高知放送テレビで放映された僕のドキュメンタリー番組を録画したビデオを東京にまで持っていってくれていた。 そんな種田君が久々に帰郷し、たまたま通りかかった中央公園で行われていた「水のふるさとフェスティバル」で、これまたたまたま唄っていたのが堀内佳。 十数年ぶりに帰郷して偶然通りかかって聴いた僕の歌声に「今もがんばってるんだな!」と感慨を覚えたという。 実はその種田君が、「にじいろ佳倶楽部」で事務局を引き受けてくれている笹岡和泉さんの高校の部活の先輩だったということで、mixiで和泉さんを通してこの素敵なギタリストの存在を知り、更に彼が僕を応援してくれていたことを知った。 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1359883" TARGET="_blank">mixiな人はこちらをどうぞ おもしろいのは、和泉さんも中学生の頃僕のコンサートを観ていたのに、高校時代種田先輩と堀内佳の話は1度もしなかったという。 そんな諸々の流れと、彼の人柄や音楽に真摯に向き合う姿勢を知るに連れ、どうしても共演させてもらいたいという思いがどんどん強くなっていった。 ただ、このディナーショーでの僕の立場は極めて微妙で、構成も選曲も共演者の選定も全て任されてるようでも最終的には必ずしもそういうわけでもなく、特に仕事として東京から来てもらうとなると当然発生するギャランティーに関しては僕の思いだけで出せるわけもなく……。 そんなこんなで、結局一昨年は不本意ながら実現には至らなかった。 そして昨年、今度こそ誰が何と言おうと(自腹を切ってでも)と意気込んでいたのに、今度は自分の闘病でイベントそのものが無くなってしまった。 「種田君、今年の12月22日は空いていませんか?」。 半ばドキドキしながら確認の電話をしたのは、漸く体調にも自信が持てるようになってきたまだ暑い日だった。 「はい…大丈夫です」。 嬉しかった。 正に第一線で、様々なシチュエーションで様々な人と仕事をしている人のすごさは知らないわけじゃないけど、ギタリスト種田博之もご多分に漏れずすごかった。 様々な注文に対応してくれる柔軟性、また求めに応じて的確なアドバイスをくれ、その通りにやってみた結果の素晴らしさ、そして当然ながら各フレーズのセンスETC. 更にすごいと感じたのは、メインのパートを支えて輝かせる技術!! 彼の優しさ・強さ・繊細さに包まれて、それはそれは気持ち良く歌わせてもらった。 お陰様で、もう長年僕の歌を聴いてくれてる人やスタッフまでが口を揃えて言うように、今回のステージではこれまでにないほど声が伸び、気持ちの籠もった歌を唄うことができた。 ステージが終わりお客様をお見送りする時、種田君のお母様と叔母様が声をかけてくださった。 お母様は涙声で「ほんとにありがとう!」と言って手を握ってくださった。 「佳さんと共演するステージを母に観てもらえて最高の親孝行ができました」。 種田君の言葉に胸が熱くなった。 今年のステージでは、種田君の他にも以下の人達にサポートしていただいた。 ぴあの: 北村真実 ベース: 北村希代 パーカッション: 医鼓東海林 何れも高知在住の素晴らしいミュージシャンで、僕が間違えてDで演奏するはずの曲をCで弾き始めたのを、何事も無かったようにさらりとCに変えてやりきってくれた(苦笑)。 しかも僕は、打ち上げで種田君に言われるまで、間違えていたことすら気付かなかった(これってマジすごいよね!)。 とにかくみんなほんとにありがとう。 最後に、今年は和郎さんも例年に増して気合いを入れて練習したとのことで、1年に1度しか歌わないのに、ほんとに素晴らしい歌を披露してくれた。 「佳君の検査結果を聞いて心置きなく歌えたよ」。 改めて関わってくれてる人達の暖かさに包まれながら幸せなグラスを重ね、打ち上げの酔いは、快い疲労感の中で深まっていった。 なお、このディナーショーの模様は、RKC高知放送ラジオ(AM900kHz)で午後6時10分からの「堀内佳の きまぐれターンテーブル」で、12月28日(月)から年を跨いで2週間に渡って放送します。 来られなかった方も是非聴いてください。 うわ〜…結局また長い日記になってしもうた〜(´ヘ`;) 特に携帯の方はごめんなさい。 -- 一言感想(200文字以内) -- 【みゆき】 メリークリスマス!色んなことに追われ色々中途半端になってます。それにしてもさすが師走。あっという間に走り去って行ってます。素敵なイブを過ごしてください♪ 2009/12/24 (Thu) 15:35
【びわこのまるは】 Keiさんが大切に育んできたディナーショーの成功おめでとうございます。そして、Keiさんの曲で育った種田くんとのセッション。聞きたいものです。一曲でも良いのでこのぶろぐにアップできないものなのでしょうか。とりあえずステキなクリスマスイブをお迎え下さい。 2009/12/24 (Thu) 13:45
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